日本抗加齢医学会の研修会に参加(2018年10月14日)

日本抗加齢医学会の研修会

10/14は日本抗加齢医学会の研修会に行ってまいりました。
糖尿病と栄養学のお話でした。

土曜診療の疲れが出てしまい、途中うとうと(いけませんね!)。
コンビニで猿田彦コーヒー監修の蜂蜜ラテ?を買って、なんとか乗り切ったのか、若干睡眠学習だったのか・・

でも、実りがありました。
患者さんに役に立ちそうなこと、おもしろかったこと箇条書きにしておきますね。

しかし、体力はどうやって増やせばいいのかしら・・
玄米ご飯。私は好きなのですが家族みんなの意見が一致しないので悩みますね〜

 

腸内細菌叢は年齢により変化していく

出生児、経腟分娩の子どもは母の腸内細菌をもらう(くっつく)。
帝王切開の子どもはその過程がないので、人為的に塗りつける試みがなされた。その結果、同じ効果が得られた。
食餌の内容によって腸内細菌は変化する。ここでも子どもは腸内細菌の組成が親の影響を受ける。家族で腸内細菌をよくするご飯を食べよう!

2型糖尿病患者の腸内細菌には特徴がある

腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸が、インスリン分泌を促進する消化管ホルモン、インクレチン分泌を促進する。

脂肪の多い食餌は、腸管のバリア機能を低下させる

糖尿病・肥満症患者は腸管バリア機能が低下している。
腸内環境を整えることによる治療戦略がある。
例えば、乳酸菌製剤を使うとか、非肥満者の腸内細菌を肥満者に移植するとか(便移植!!!)
合成される抗菌薬の8割は家畜に使われている。これは使用するとよく太るから。アメリカや日本では規制があるため、野放図に使用されることはない。でも安い肉を供給している国では・・・

イオン交換樹脂を内服し、胆汁酸を吸着させることができる

これにより腸内細菌が変化する。腸管バリア機能、インクレチン産生が改善された。
食費尿の乳化剤は、粘膜のムチン層を薄くしてしまう。規制はあるが、発がん性とかアレルギーを起こさないなら使っていいというもの。糖尿病や肥満のことを考えるなら控えるべき。

運動

要介護になる要因、女性は「骨」の問題(転んで骨折とか関節のもんだいとか)。男性は「メタボ」。
でも痩せればいいというものではなくて、BMIが低いのもリスク。体重より体力が落ちることの方がリスクが大きい。
活動性が低いことによるリスクは喫煙に相当する(!!!)
体力の低下はとってもよくない。
週2回以上の運動で、アルツハイマーリスク0.38倍 認知症リスク0.48倍。
有酸素運動で海馬のサイズも増加!!

栄養

BG無洗米は栄養価が残っている。製造過程がエコである。
おいしい精白米は栄養価は低い。
放っておいて腐らない食品は腸内細菌も食べられないので、あまりよくない。
宮沢賢治が「アメニモマケズ~」で言及した食餌(玄米と野菜の入った味噌汁)は栄養としては十分。必要とされる栄養価と照らし合わせると不足しそうなのはビタミンCぐらいで、他の栄養は多いぐらいである(玄米がすごい)。

いかがでしたでしょうか?皆さんの毎日の生活や食事の参考になれば幸いです。