歯列矯正の症例

矯正歯科症例写真をご紹介します。
歯列矯正の効果には個人差がありますので、すべての患者様に同じ効果があるわけではありませんが、治療の参考にしてくださいませ。

症例一覧

初診時15歳・女性

治療期間 3年
マルチブラケット装置
前歯のデコボコ、部分的に反対咬合になっているのが気になり来院されました。
初めは拡大装置を使い、後に固定装置(マルチブラケット装置)を用いました。非抜歯。






初診時21歳・女性

治療期間 1年6ヶ月
マルチブラケット装置
八重歯を主訴に来院されました。
上下第一小臼歯を抜歯してマルチブラケット装置で見た目と機能の回復をはかりました。






初診時23歳・男性

治療期間 1年8ヶ月
マルチブラケット装置
反対咬合が主訴。骨格的にも下顎が前にある傾向でしたが、外科的治療は望まれなかったこともあり、マルチブラケット装置のみでの治療となりました。下顎第一小臼歯と智歯を抜歯しました。






初診時35歳・女性

治療期間 2年8ヶ月
マルチブラケット装置
前歯の見た目が気になるので削ってかぶせる治療を相談されていた方を紹介されました。検査をしたところ、上の前歯の根の間に過剰歯が見つかりました。埋まっている、埋伏歯という状態でしたので、口腔外科にて摘出してもらい、上顎第一小臼歯を抜歯してマルチブラケット装置で治療しました。






初診時55歳・女性

治療期間 1年7ヶ月
マルチブラケット装置
反対咬合が主訴。50歳代開始の上、右下の奥歯がなかったので苦労しました。マルチブラケット装置のみでしたが、今なら矯正用のインプラント併用で治療できる症例だと思います。治療結果の安定のため、今ある歯を長持ちさせるために、治療後は義歯を右下に入れてもらいました。






初診時9歳・女性

治療期間 2年7ヶ月
マルチブラケット装置
9歳で永久歯列になっていましたので、マルチブラケット装置のみでした。かみ合わせの深さを適正にするため、若いスタートでも時間がかかりました。女の子は男の子より歯の交換は早いです。






初診時11歳・男性

治療期間 2年7ヶ月
マルチブラケット装置






初診時12歳・女性

治療期間 約2年
マルチブラケット装置






初診時11歳・男性

治療期間 2年3ヶ月
上顎前方牽引装置とマルチブラケット装置による治療
叢生量(混み合いの度合い)が強かったので抜歯は避けられませんでした。上顎の抜歯について。通常は小臼歯を抜歯するのですが、この患者さんは不正咬合のために上顎両側側切歯が著しくすり減っていたので、並べた後に補う処置が必要です。前歯の先端を接着によって補っても安定しませんから、削って被せる方法になります。ならば損傷が少ない側切歯を抜く方が利益が多いと考え、通常とは異なる抜歯パターンをとりました。下顎は小臼歯抜歯です。






初診時8歳・男性

治療期間 3年2ヶ月
MFT(口腔筋機能療法)とマルチブラケット装置による治療
開咬は前歯の噛み合わせが開いている不正咬合です。一見きれいなのですが、奥歯に負担がかかるので中高年から問題が続くことが多いです。嚥下(飲み込み)のときに舌を出す癖(幼児型の嚥下)や骨格的な問題が伴う例が見られます。異常嚥下癖があったので、筋機能の訓練を行いながらマルチブラケットで改善をはかりました。口の環境が整い、舌を正しく使えるようになると安定します。お子様の場合は成長途上なので、成長を味方につけられるメリットがあります。