院内勉強会(スタッフ教育)

春に迎えた新しいスタッフの成長のため
技工士さんをお招きして、過日、院内勉強会を行いました。

キッズルームがセミナールームに・・
キッズルームの窓の外ではドクダミが花盛りです。

勉強していただいたのは
印象材(型取りをするための材料 粘土みたいなもの)
石膏(歯科でもっともよく使われる、歯の型をつくるためのもの)
の物性、取り扱い
型取りで気をつけるべきこと
などです。

印象材は取り扱い方が不適切だと、正確な型取りができず
結果としてきちんとした技工物がつくれません。
石膏も同様で、そもそも印象材の扱いが不適切であったら
信用できない歯型ができてしまいます。
歯科医師と衛生士は歯科理工学 という分野の学習で
詳しく勉強する機会があるのですが
歯科助手さんは現場で習うことが多く
長いキャリアがあっても、系統的に学べていないことがあります。
結果として精度が落ちてしまったら申し訳ない!
でもちゃんと教えている時間が取りにくい・・
ということで、外部の先生を招くことになりました。
このあと
空き時間をみつけ、自分で自分の歯型をとってもらい
患者さんのお気持ちを体験し
またスムーズな診療が行える方法について考えてもらいました。

この他、キャリアが浅い助手さんには医院から本を購入して貸与し
空き時間に読んでもらっています。
幸い
現在在籍しているスタッフは、他院でのキャリアが長い方
前職でpcスキルを鍛えられた方
医療系の資格職をお持ちの方など
受付、治療現場職員として頼りになる方ばかり
学生のアルバイト助手さんも
医療系・理学系の大学生で、日々大学で学んだことを生かし
自ら考えて提案してくれるので
とても助かっています。

医療スタッフの成長を願うけれど時間が足りないという
現場の声を受け
各種の団体で行われているスタッフ向けのセミナーもありますので
今後受講してもらい
患者様に安心していただける医院にしていこうと思っています。