さる9月、当院の歯科衛生士 2名が 歯並びコーディネーター講習会に参加し
資格認定試験に無事合格しました
おめでとうございます！
この資格は、日本成人矯正歯科学会が主催する講習会に参加し
認定試験に合格することにより与えられるものです。
講習会に先立ち
2名には 専門テキストを渡して予習を指示し、
合格しなかったら講習会費は 自腹 ね（当院は講習会参加費は医院負担）
錚々たる先生方に習えることなんてなかなかないから、しっかりね
とプレッシャーをかけましたら、
二人助け合って合格してきました。
矯正歯科治療に関わる上で
知っておかなければならない、知っておいてほしい こと
学んでもらえてよかった！と思っております。
普段治療の補助をしていても
知識はなかなか体系化できません。
一般歯科で働いてきた方々なので
多分、国家試験の後は矯正については忘れる一方だったろうな と感じていました。
器具の名前、用途、どんな風に治療が進んでいるか
わかっているかいないかでは、仕事の質が変わってしまいます。
それは本人たちにとっても不幸です。
合格できなきゃ自腹ね、と日曜日に勉強に送り出されたのも
本人たちにとっては大変だったかもしれません。
とはいえ、締め切り、試験などの ちょっと気が重いこと
がないと、人間が動けないのも残念ながら本当です。
さらに
この資格は 研鑽（講習会参加）を続けないと失効してしまいます。
お金ずっとかかりますね
という声もあったのですが
資格を付与するからには質は担保しなければならない、という主催者側の意向と
学び続けるための負荷がかからないと人は動かない ということから
こういう形も答えの一つなんだろうな と考えています。
普段診療で忙しくて
本当なら休みたいだろうに
でも外力がないと動けないこともあるからね〜