歯磨き粉の話

こんにちは^_^
衛生士の伊藤です。
今日はフッ素入り歯磨き粉についてお話ししたいと思います。

薬局などでたくさんの種類の歯磨き粉を見て
「どれがいいのー?」
「子ども用と大人用の違いはー?」
「500ppm 950ppm 1450ppmってあるけど、このppmってなに?」
「数字によって違いはあるの?」
と色々ハテナ?がありますよね

ではまずppmについて。ppm とはparts per million の頭文字をとって作られた 100万分の1 を意味する言葉です。
フッ素はこのppmという単位を使って入っている濃度を表します。

今販売されているフッ素入り歯磨き粉の濃度は
500ppm  900〜950ppm  1450ppmのものが多いと思いますが、このフッ素濃度、年齢によって使い分けて欲しいのです

わかりやすくまとめると
★歯が生えてきて〜2歳
 濃度:500ppm
 使用量:切った爪(乳幼児の小指)程度
★3歳〜5歳
 濃度:500ppm
 使用量:5㎜程度
★6歳〜14歳
 濃度:1000ppm(市販のものは900〜950ppmで販売されてるものが多いです)
 使用量:1㎝程度
★15歳以上〜
 濃度:1450ppm
 使用量:2㎝程度

で磨くのがベストです
注意してほしい点として、歯磨きした後念入りにお口をすすがないことです

せっかく自分に合った濃度のフッ素入り歯磨き粉で磨いたのに、念入りにうがいをしてしまうと、全部流されてしまいフッ素の効果がなくなってしまいます

なので歯磨き後にお口の中に残った唾と、ほんの少しのお水で1回だけのすすぎをおすすめします

ぜひ今日から自分に合ったフッ素入り歯磨き粉を使って実践してみてください!