学校の歯科検診には期限があるので、春は予定が増えます。先日木曜日、校医を務める小学校の健診がほぼ終わりほっとしました。ほぼ、と言うのは、欠席者の追加健診は例年はクリニックに来てもらっていたけど、今年は学校に私が出向くことにしたからです。少人数とはいえ、なかなか行けない様子を見て、申し出てみました。
限られた時間内にできるだけ正確に、と思い、昨年から持参しているマグライト 眩しくないようにクリプトン球タイプと、声枯れ防止のお水、本屋さんで見つけたレーダー消しゴム柄の袋に入れて。
毎年試行錯誤しているマグライトでしたが、今年はスタンドライトの良い加減が見つかり、ほとんど使いませんでした。
お水、やはり必須でした。
歯式を言い続けると喉がカラカラになり、つい声が小さくなり養護の先生が大変そうでしたから。子どもの頃、学校健診で先生が静かに!と怒っていたのは、本当に大変だったからなんだな、と立場代わって気づきます。
両手で2本のミラーを持って口の中を見るのはダブルミラーテクニック、と言うそうです。健診特有の方法ですね。山積みの滅菌済みミラーは養護の先生が本数を伝え、区が用意します。子どもたちの健康と育ちはみんなで支えるんだな、と思います。私も昨年より上手くなったかな。
とりあえず大きな山を越えて、ホッとして、午後は自宅で爆睡して休診日は終わりました。
さすがに200人越えの人数見たら、午後デスクワークは無理です。
この状況って、仕事を休んで仕事に行く、ってやつですね!
養護の先生もお疲れ様でした。