7月20日に参加した勉強会はアラインテクノロジー目黒オフィス、同門限定でした。
マウスピース矯正は、従来のワイヤ矯正と動き方が異なります。それをわかっていないと
想定外の歯の動きが起きてしまいます。
今回は三人の先輩方が自身の症例の写真をふんだんに供覧されながら
アライナー矯正で起きやすいトラブルの避け方、力系
抜歯矯正でのそれぞれの工夫、コツなどを惜しみなく講演されました。
アライナーの素材特有の難しさは日々実感するところで
日々悩みながら取り組んでいます。
その分きれいにならんだときの嬉しさは格別で、だからこの仕事を続けているのだと思います。
一方で
自分のクリニックだと他者に学ぶ機会はぐっと減ってしまいますから
こういう場で学ぶことは本当に貴重です。
ここのところ公私慌ただしく、申し込みをしていた学会や勉強会もオンラインに切り替えたり
江東区学校歯科医会での講演会もスタッフとして参加できるはずがいけなかったり
日程を間違えててびっくりしたり(先週、東京矯正歯科学会、行きそびれた・・残念)
ちょっといかんなあ、と思っていました。
学びの多い勉強会に参加した後は、疲れも残っているけど、幸運だなあと嬉しくなります。
定期的にいろいろ知識を仕入れないと遅れてしまいますから
人間の脳は基本仕様として怠け者、現状維持です。
そんな気持ちを横に追いやって
勢いをつけてちょっと頑張るって本当に大切ですね。
愚者は経験に学ぶといいます。
また外せる装置である分、患者さんの協力が必須です。
装着してもらわないと矯正の力は一切かからず効果が得られません。
飲食をしてないときはずっと。一日に20時間以上はつけてほしい。
さらに歯に追加の装置をつけたり、
歯
ぐきに小さなインプラントを打ってゴムをかけてもらったり協力が本当に必要です。