メラトニンの講習会に行ってまいりました
9/2(日)所属している日本抗加齢医学会の分科会が主催する講習会に行ってまいりました。
会長は服部先生、医科歯科大の教養部でお世話になった先生です。
先生はメラトニン研究の第一人者で、講義の時にも時節お話が出ていて「先生とても熱心だな」と思っていましたが、その後も研究は進みメラトニンのさまざまな生理作用が明らかになり、製薬会社もJAXAも動いて日々知見が蓄積されているのでした。
「歯科と何の関連があるの?」と言われそうですが、こんな知識の蓄積が思わぬところで役に立つんです。
すぐ役に立つ知識はすぐ役に立たなくなる、知識を蓄積すると、量が質に転換する時がくる…なんとなくそう思っています。
メラトニンは発見当初は睡眠覚醒リズムに関連するホルモンと捉えられていましたが、実は全身にその受容体があり、さまざまな生理作用に関連することがわかってきました。研究成果をもとにいろいろな応用が模索されているのです。
お昼は今半のお弁当(嬉!)
講習会でお弁当が出るのは、お約束の「ランチョンセミナー」があるからです。
学会や講習会ではランチョンセミナーと称して、お弁当食べながらお勉強することがよくあります。
食べながら真面目に発表している先生の話を聞くなんて、ちょっと失礼な感じですが、時間が限られていますから(笑)
今回はちゃんと机があるランチョンセミナーですから、お弁当をひっくり返すスリルはない(笑)
まあ日々の仕事でも 業者さん訪問はお昼休みにしてもらって、お昼は大急ぎのパターンが多いので、久しぶりのきちんと昼ごはん!なのでした。
ロビーには眠気覚ましのお茶も用意されていたので、カフェインの助けを借りながら眠気を追い出し、終わりに先生にご挨拶して帰りました。
「教養部長になってしまったから、研究の時間がとれないよ」と話すご様子は、教養部でお話した頃と変わりませんでした。
この日に一番和んだ瞬間でした。